お店にはまるのは、あるメニューにはまった時。
(木須肉(ムースーロー))
親愛なる君に

大学時代に通っていた中華料理屋さん「秀永」が、まだありました。
あるお店にはまるというのは、はまるメニューがあるということです。
僕は「秀永」の「木須肉」にはまりました。
「ムースーロー」と読みます。
「きくらげと玉子のいためもの」ですが、
ふりがなのないメニューでも、
「ムースーロー」と「餃子」と言えるのが通でした。
いまでも、「ムースーロー」は好きです。
「ムースーロー」は、まだ今でも、どこにでもあるメニューではありません。
だから、メニューに「ムースーロー」があると、つい注文してしまいます。
お店によって、かなりニュアンスが違います。
「ふーみん」の「ムースーロー」(いつもあるとは限らない)は、
かなりリッチな「ムースーロー」です。
五反田ボウリングセンターの食堂の「ムースーロー」は、
きくらげ大サービスで、全体がまっくろです。
自分で作ろうと何度もチャレンジしたけど、
火力の小さい家庭用コンロでは、なかなかあの味は出ません。
「秀永」の「ムースーロー」は、
僕の初体験の相手なので、これが基本になります。

                        彰宏より。
P.S.
今度、一緒に「ムースーロー」を食べに行こう。