冒険とセレブのために、勉強が必要。
(中尊寺ゆつこさんお別れの会)
親愛なる君に

中尊寺ゆつこさんの「出版記念&お別れの会」に行ってきました。
披露宴やお葬式に出ない僕として珍しく
中尊寺さんの結婚式(教会まで)とお別れの会の
両方に出ていることに気づきました。
飾られた写真が、いい写真でした。
砂漠に向かうラクダの上で、ゆつこさんが、
こっちに向かって手を振っているのです。
「みんなありがとうね。私は旅をつづけます。」
と書かれていました。
ゆつこさんは、天国に行くというより、
ポンとニューヨークに行ったり、モロッコに行くように、
旅に出たんですね。
最後にゆつこさんと直接した話は、今年出る2冊の本
『やっぱり英語をしゃべりたい!』(祥伝社)、
『新ニューヨークネイバーズ』(講談社)についてでした。
ゆつこさんは、「冒険」と「セレブ」が似合う女性でしたが、
もうひとつのキーワードは「勉強」でした。
「冒険」や「セレブ」のために、猛烈な「勉強」をした人でした。
『やっぱり英語』の中に、テッド・ターナーと会うエピソードがあります。
ネットで、ターナーさんがレストランを経営していることを調べ上げて、
話題作りのために、事前にそのお店に行っているのです。
ただ「セレブに会いたい」というのと、訳が違います。
最後の本には、ゆつこさんの勉強に対する
コツコツした姿勢がにじみ出ていました。
ゆつこさんと僕が気が合ったのは、この「勉強」というキーワードでした。

                        彰宏より。
P.S.
最初に砂漠の写真を見た時、ラクダをひっぱっているのがゆつこさんで、
ラクダの上に乗っているのが、ご主人の小林さんかと思いました。
お似合いのカップルでした。