最も苦楽を共にした筆記具に、言霊は宿る。
親愛なる君に

ゴマブックスの「言葉のプレゼント」シリーズ、
第3弾『「トイレで笑ってる、君が好き。」』と
第4弾『「人生の袋とじ」を開けよう。』の直筆は、
COPiC sketch 110 special black(Too 製)を、使って書きました。
これは、僕が博報堂で、CM の絵コンテやコピーを書いていた時に
使っていた「平太」と、最も似ているからです。
本当は、「平太」を探して、何軒も文具店を歩き回ったんだけど、
もう廃盤になっているようでした。
COPiC sketch は、ハンズでやっと見つけました。
こういうことを、締め切り直前になってやっています。
締め切り直前でも、筆記具探しに粘ることは、
大切なことです。
筆記具によって、書かれた文字の言霊が、生きたり、
強くなったりするのです。
「平太」に似たこのペンは、僕が、20代に苦楽を共にしたペンなので
懐かしい友達に会った気がしました。

                        彰宏より。
P.S.
君の好きなペンは、何ですか?
COPiC sketch で、今度手紙を書くね。