本を読むことは、遺伝子のやりとりだ。
(『その夢はいつやるんですか?』(和田清華さん著/ゴマブックス))
親愛なる君に

『その夢はいつやるんですか?』(和田清華著/ゴマブックス)を、
読みました。
パワーがあって、さわやかな本でした。

〈私はコネも実力もなかった大学生時代、
「給料要らないので働かせてください」という殺し文句で、
東京の出版社で働き始めました。
作家の中谷彰宏さんの編集をするためでした。〉

というところから、始まります。
清華(さやか)さんは、夢の通りに歩いて、一緒に本を作りました。
本屋さんの中谷コーナーに行って、
棚ごと「ここからここまで買い」をする豪傑です。
まるで、女中谷彰宏みたいな人です。
〈ジュース1本のおつかいでも、ダッシュで行く。〉
〈ライオンに触る。〉
なんていうコピーは、僕にも出ない素晴らしいコピーです。
ゴマブックスという素敵な出版社から出されたのも、偶然ではないでしょう。
清華さんの会社の名前は、「(有)私には夢がある」です。
会社名自体が、素晴らしいコピーです。
清華さんが、先に生まれていたら、僕が清華さんに刺激されて、
本を書き始めていたでしょう。

                        彰宏より。
P.S.
僕が、100歳で天国に行ったら、
清華さんが、僕の本を作ってくれそうで、安心です。