僕は、作詞をする時は、女性になると、すらすら書ける。
親愛なる君に

今、僕が作詞をした曲の制作が進行しています。
3曲書きました。
自分で気づいたのは、
僕は、女言葉のほうが、すらすら書けるということです。
小説でも、女性のセリフは、とまりません。
本は、「僕」が「君」に書いています。
作詞と小説は、「私」が「あなた」に書いているようです。
見てきた映画の話をする時も、
女性役をする時のほうが、生き生きしていると言われます。
まだ博報堂の頃、木村奈保子さんがMCをしている映画番組の
エンディングテーマの作詞をしたことがあります。
初めて一緒に見た映画を見ながら、
「映画を最後まで見ていたら、やり直そう」というお話です。
「キス・イン・ザ・ダーク」という曲で、手元に録音がありません。
あの歌も、女性の語り口でした。

                        彰宏より。
P.S.
やっぱり、どこかで、僕が10代に聴いた曲の歌作りになってしまうよね。