読み手と書き手は、入れ替わる。
([読書日記] と澤田尚美さん)
親愛なる君に

僕のホームページで、意外に、読者が多いのが、[読書日記] です。
たしかに、その人が、どんな本を読んでるかは、
日記よりも、その人の生活が出ますね。
僕の [読書日記] を見て、読む本を選ぶ人もいます。
編集者や著者自身の方が、見られていることもあります。
今日も、こんなメールを、いただきました。

〈わたくしは『行政書士の花道』という本の著者の澤田尚美と申します。
実は先ほど中谷さんの「読書日記」のページを拝見したところ、
7月2日に「行政書士の花道」を読んでくださっていたことを知りまして、
さっそく感謝のご連絡をさしあげました次第です。

私は大学受験で2浪しているときに、
初めて中谷彰宏さんの本を本屋さんで見つけて読み始めました。
「10代〜20代のころはずっと文章を書きためていて、
29歳で単独の著書を出された」
というお話があったのを読み、
私も20代のうちに本を出そうと思って20代を過ごしてきました。

そうしましたら、今年、29歳の誕生日の次の月に、
『行政書士の花道』という本を出版することができました。
ですから、私が本を出版することができたのは、
中谷彰宏さんの本に出会えたお陰でもあります。〉

[読書日記] にも、出会いと歳月の重みがありますね。

                        彰宏より。
P.S.
今度は、君が本を書いて、僕が君の本を読む番だよ。