宝塚は、カッコよさの勉強になる。
(湖月わたるさん『長崎しぐれ坂』)
親愛なる君に

湖月わたるさんの宝塚星組公演『長崎しぐれ坂』を見てきました。
いつも、楽屋でチケットを、直接わたる君から手渡ししてもらいます。
楽屋口に入っていくと、宝塚劇場の神様の山広さんが、
「中谷ですけど」と言わなくても、
「いらっしゃい」と、ニコニコ迎えてくださいます。
「わたるさん、お願いします」と言わなくても、
「呼びますね、どうぞ」と、言ってもらえるのが、とてもうれしい。
「わたる、また芝居よくなりましたよ。
轟悠との対決のシーンの間なんか、いいですよ」
山広さんにほめてもらえるのは、素晴らしいことなので、
即、わたる君に伝えました。
確かに、迫力がありました。
安蘭けいさんは、目が強くて、哀愁を漂わせています。
高央りおさんは、人間臭いお芝居が、細やかでした。
檀れいさんは、セリフも歌も、声にツヤがあって、
この人がヒロインなんだという説明がなくても、観客にわかります。
時代物も、宝塚のエッセンスを味わえますね。
わたる君から、いつもカッコよさを、勉強しています。

                        彰宏より。
P.S.
わたる君のタップも、カッコよかったです。