誕生のドラマを、文字にしておこう。
(薗部容子さん著『子供の生きる国』)
親愛なる君に

博報堂時代の同期の薗部真志君の奥さんが、本を書きました。
『子供の生きる国』(薗部容子著/新風舎)です。
容子さんは、日本で1人目、イギリスで2人目、フランスで3人目の
赤ちゃんを生みました。
出産のF1グランプリか、出産のグランドスラムという感じです。
帯の「ママが、幸せでいなさい」が、いいですね。
出産から育児というドラマは、
人生の3大ドラマ(誕生・結婚・死)のひとつだけど、
あまり記録が残っていないことが多い。
お母さんと赤ちゃんという非言語型コミュニケーションで、
成り立っているせいだからですね。
でも、それを本にしておくことで、
将来、その子供が大きくなった時、自分が生まれた時どうだったか
ということを、知ることができます。
ビデオよりも凄いところは、お母さんが感じていたことまで、伝わることです。
誕生の記録は、お母さんのためでもあり、赤ちゃんのためでもあるのです。
これから赤ちゃんが生まれるお母さんは、
ぜひ、文字で記録を残しておくといいですね。

                        彰宏より。
P.S.
薗部君の赤ちゃんだから、泣きながら生まれたのではなくて、
きっとニヤニヤ笑いながら、生まれたんですね。