師匠について語ることは、自分を語ることだ。
(神田昌典さんの『人生の旋律』)
親愛なる君に

神田昌典さんの『人生の旋律』(講談社)を、読みました。
サブタイトルは、「死の直前、老賢人は何を教えたのか?」です。
これは、神田さんが、師と仰ぐ近藤藤太さんの生き様を描いた物語です。
ミスター藤太は、戦後一大商社を創業した伝説の実業家です。
神田さんは、ミスター藤太が、88歳で大往生する直前の3年間に
半生のインタビューをしています。
ミスター藤太も、まるで、遺言を残すように、
神田さんに、メッセージを託しています。
師匠について考え、語ることは、
最高の自己分析であることがわかりました。
教える側の神田さんが、教わっている姿勢にも、感動します。
戦中戦後を生き抜いてきたミスター藤太の最後のひと言が、
心に残りました。
「キープ・オン・スマイリング」

                        彰宏より。
P.S.
君の師匠の話を、聞かせてください。