ま逆の役をするほうが、楽しい。
(フジテレビ『「首の女」殺人事件』)
親愛なる君に

フジテレビの浅見光彦シリーズ『「首の女」殺人事件』に、
呼んでいただきました。
何度か出させていただいていますが、
いつも、どんな役か、ワクワクします。
台本をもらって、読みます。
それから、原作を読みます。
そして、イメージをふくらませて、衣装合わせで、
初めて、監督さんに会います。
『白い巨塔』の唐沢寿明さんバージョンを制作した「彩の会」制作で、
楽しみでした。
監督から、「今回は、里見助教授でお願いします」と
説明されました。
これが、キャスティングの妙ですね。
僕は、財前教授的な役が多くて、自分でも好きなんだけど、
自分の想定していない役をはめられるのが、
役者の面白いところです。
意外に、そういう時のほうが、新たな発見があったりするのです。
本人の考えるま逆は、真実だったりするのですね。

                        彰宏より。
P.S.
今度は、こういう役じゃないかな、というのは、いつも外れます。
だから、意外で、毎回、面白いんですね。