みんなが笑わないところで、1人笑っている君が好き。
(『お昼ですよ!ふれあいホール』「納涼!若手芸人大集合」)
親愛なる君に

今回の『お昼ですよ!ふれあいホール』のテーマは、
「納涼!若手芸人大集合」です。
テレビでは、まだまだ見る機会が少なかったり、ほとんど見れない
これからのお笑いの人たちのライブ生放送です。
僕は、ライブを見に行くと、
前座で、がんばっているまだ無名のお笑いタレントを、
「この人たちは、きっと売れる」と、マイブームにするのが好きです。
「売れてほしい」という気持ちと「自分だけのものにして、売れてほしくない」
という気持ちが、入り混じります。
番組では、「面白くない」と観客に思われたら、
「バシッ」というブザーが鳴って、減点されていくんだけど、
なんだか、減点されていくほうが、お笑いとしては「おいしいよね」
と感じるようになりました。
減点ボタン「喝」を押した菊池麻衣子さんも、
押された芸人さんも、どちらもおいしかった。
それと、お笑いは、1人1人の感性の幅が狭いので、
マニアックなものほど、得点にはならないけど
「熱狂的に好き」というファンがつくのです。
自分が、面白いと感じたお笑いが、みんなが面白くないと思ったら、
余計、うれしかったりするのです。

                        彰宏より。
P.S.
みんなが笑ってない時に、1人でツボに入っている君が好き。
しかも、ベタな下ネタだし。