好きな人と一緒の時以外は、食べない。
親愛なる君に

好きな女の子と、ごはんを食べる時は、
今日はどこで食べようか、真剣に考えます。
いつも同じところではなくて、今日の相手の気分やテーマをもとに、
自分の中で、白熱した議論が展開します。
でも、1人で食べる時は、何も考えません。
あれこれ考える気が起こらないのです。
考えている時間がないのです。
そもそも、食べている時間もありません。
秘書室に、「サンドイッチを買ってきて」と頼んで、
仕事をしながら、食べています。
食べなくても、平気です。
食べながら、仕事ができるものであること。
5分以内で、食べることができるもの。
そんな食事があれば、何万円でも払いたいくらいです。
「意外に粗食なんですね」と驚かれます。
1人の時と、女の子と一緒の時の落差は、激しいですね。
それだけ、限りある時間を大切にするということなのです。

                        彰宏より。
P.S.
「2人で食べる時を、大切にしてくれているのがうれしい」
という君の言葉が、僕にはうれしい。