常連さんは、泊り込みの覚悟で来ている。
(小堺一機さんの『おすましでSHOW』第20回)
親愛なる君に

小堺一機さんの『おすましでSHOW』第20回に行ってきました。
『おすまし』に初めて来た人と、毎回来ている人は、はっきりわかります。
1幕と2幕の休憩の間に、謝りながら携帯電話をかけている人は、
初めて来た人です。
7時始まりの舞台が、9時過ぎてからまさか休憩とは思っていないから、
レストランの時間を、せいぜい遅くなっても9時半に予約を入れているからです。
2年目からは、その痛い経験から学習しているので、余裕しゃくしゃくです。
毎年、終演時間がどんどん遅くなっています。
表示してある終演時間なんて、誰も本気にしていません。
最近の女の子の初体験のキッカケが、
「花火帰り」を抜いて「おすまし帰り」がトップになったのも、
終演時間の伸びに関係しています。
特に、去年は、ポリープの手術で、休演だったので、
「小堺さんは、きっとたまってるぞー、夜の12時は過ぎるぞー」
と、常連は思っているので、ほとんどの女の子は、
「今日は、友達の家に泊まってくるから」と出てきてしまっています。
今さら家に帰ると、なんか振られたみたいでみっともない恥かきになります。
今回、舞台が終わったあとも、
「おや、やっぱり、今日は、美輪明宏さん並みに、3部構成なんだな」と、
席に座ったまま帰らないお客さんが大勢いました。

                        彰宏より。
P.S.
テレビではやれない危ないネタを見て、
楽屋の小堺さんに挨拶をして、楽屋口から出ると、
目の前に、でかでかと看板が出ていました。
奇跡の薬、バイアグラ。
元気な小堺さんは、きっと、バイアグラ「打って」ますね。