冷蔵庫は、エライ。感謝しよう。
親愛なる君に

ある時、冷蔵庫君を開けて、トーストにマーガリンを塗ろうとしたら、
変なことに、気づきました。
マーガリンが、軟らかいのです。
冷蔵庫君に、入れていたのに、です。
ぺリエが、ちっとも冷たくなっていない。
扉の一部が熱くなって、冷蔵庫君の上のほうの段が、
ちっとも、冷たくないのです。
牛乳が、どろっと、腐っていました。
ちょうど、お盆で、出張修理がお休みでした。
家電の中でも、冷蔵庫君って、あんまり目立ちません。
ついつい感謝する気持ちを、忘れてました。
冷蔵庫君が熱くなると、こんなに不便なものかと、痛感させられました。
地震で、電気が止まったら、冷蔵庫君が使えないので、
食品はアウトです。
冷たかったのは、僕のほうでした。
冷蔵庫君って、エラかったんですね。
今まで、気づかずに、ごめんでした。

                        彰宏より。
P.S.
お盆休み明けに、修理してもらいました。
ひえひえの冷蔵庫君に、感動。
これから、もう開けっ放しになんか、しないからね。