見た人も、見てない人も、見たくなるコピーを、書きたい。
(映画・舞台の解説)
親愛なる君に

映画やお芝居のパンフレットで、
僕は、見てきた映画やお芝居の話を、
「こんなに面白かったよ」と、好きな人に話すのが好きです。
だから、映画やお芝居のパンフレットの解説を書くのが好きです。
劇団四季の会報「ラ・アルプ」やパンフ、パルコ劇場のお芝居のパンフを、
書かせていただいています。
僕が、映画やお芝居の解説を書く時、気をつけていることが、3つあります。

【1】まだ、見ていない人が、見たくなるようにすること。
【2】「どんな話?」という質問には、1行で答えて、しかも、筋はバラさないこと。
【3】見た人が読んでも、「なるほどね」という発見があって、
  もう一度、見たくなるようにすること。

「映画・お芝居好き」と「広告屋」の感性が、ここで出合います。
新聞によく出ている映画のひと言感想コピーも、
「100年に一度の名作」というベタボメは、広告屋で鍛えられているので、
てれくさくて、できません。
「僕は、ここが面白かった」という小さなディテールで、僕も見たくなるからです。

                        彰宏より。
P.S.
一緒に、見に行こう。