中谷本を読むすべての人に、成長物語がある。
(美香子さん著『中谷本との出合いから今日まで』)
親愛なる君に

すべての本は、ラブレターだと信じて書いてきた僕の本に、
返事が届きました。
しかも、手紙ではなく、ハードカバーの立派な本という形で届きました。
タイトルは、『中谷本との出合いから今日まで』(美香子著)。
自費出版です。
感激しました。
帯のコピーは、
〈本屋さんに駆けこんだ。手に取ったのは、中谷本だった。〉
美香子さんの中谷本との物語を、全編さわやかに熱く語られています。
表4の帯コピーは、
〈中谷さんを知ったのは、初めて中谷本を買ってから、3年後だった。〉
〈「与えてくれた環境のおかげで、私は中谷本と出合い、成長する事が出来ました。
どうもありがとう。」〉
この本は、中谷本を通して、美香子さん自身の成長物語です。
〈与えてくれた環境〉は、決してハッピーなことばかりではなかったはずです。
その厳しい環境に「ありがとう」と言えるのは、すばらしいことです。
この本は、僕が書いたと思われるかもしれないなと思って読んでると、
これは、やっぱり僕には書けない、美香子さんにしか書けない本で
あることがわかりました。

                        彰宏より。
P.S.
ありがとう。
ラブレター、受け取りました。