テレビで、ボケないことに、勇気がいる。
(なぎら健壱さん)
親愛なる君に

BSフジでオンエアされた『ディベートファイトクラブ』が、好評で
フジ地上波でオンエアされることになりました。
今回も、ワクワクする出演者で、ワクワクするテーマで、
トークバトルが展開されます。
ディベート界で4年連続1位のキング・太田龍樹さんは、
またもや鬼才・なぎら健壱さんとの対決になりました。
テーマは、「昔の恋人の写真を、捨てる?捨てない?」。
くじ引きで「捨てる」側になった なぎらさんは、
ご本人も写真愛好家なので、写真を捨てられないので、
自分の意見とは、逆の意見を述べなければならないので、
ここが、ディベートの面白ところ。
僕も、キング・太田さんも、なぎらさん超一流の「のらりくらり話法」で
くると予想していたのに、なぎらさんは、意表をついて、
正攻法で相手の土俵に乗りました。
見てる側は、どこでボケるのか、ドキドキしました。
テレビで生きる人間として、
どこかでボケたいという誘惑との戦いにも見えました。
ヒーロー映画の、変身するぞと見せながら、最後まで変身しないで
人間として戦ったような名場面でした。
写真好きだからこそ、「持ってて、相手の人は、いいのかな」という
内面的葛藤が生まれて、なぎらさんは「捨てる派」になって、
最後まで、マジメに熱っぽく語られたんですね。

                        彰宏より。
P.S.
なぎらさんの真摯なアーティストの一面に触れることができて、ハッピーでした。


※『ディベートファイトクラブ』は、10月13日(木)25時20分から放送です。