「お手柔らかに」は、「サービスしてね」ということですよね。
(東儀秀樹さんバースデーライブ)
親愛なる君に

雅楽師・東儀秀樹さんのバースデーライブに行ってきました。
東儀さんとは、いつもばったり会います。
約束して会うより、ばったり会うのも、縁ですね。
この時も、2日前に、ロジェ・デュブイのディナー・パーティーで隣の席で、
「あさって、誕生日なんだけど」という話で、ひょこっと行きました。
雅楽師だけど、東儀さんは、いろんな音楽が好きで、
いろんな楽器を弾きます。
雅楽の堅苦しいイメージを、変えてくれますね。
ボブ・マーリーだったり、ローリング・ストーンズだったり、ジョン・レノンだったり。
笙(しょう)や篳篥 (ひちりき)が、ケニーGのサックスみたいに聞こえてきます。
そもそも、歌う東儀さんを見れるだけでも、値打ちもんです。
客席も、みのもんたさん・西田ひかるさん・古澤巌さん・高嶋ちさ子さん・小林麻耶さん
と、濃い豪華なメンバー。
お客さんも、2日間のライブに、2日とも来て、同じトークに
初めてのように大きなリアクションをする素敵なファンの皆さん。
所属事務所の矢島聰子さんは、いつもののりでサプライズで、
上海のアーティストまで「来て」と呼んでしまって、
通常のライブでは聴くことができない贅沢なセッションになりました。
6時開始で、11時終わり。
ラストの曲のあたりで、矢島さんが「お手柔らかにね」と僕の肩をたたいたので、
これは、サプライズで、なんかやるんだなと感じました。
「お手柔らかに」ということは「ちょっと、サービスしてね」ということだと解釈して、
ステージに呼び出されて、東儀ファンの皆さんにサービスをしました。
おちゃめな46歳(同い年)のお誕生日でした。

                        彰宏より。
P.S.
くしくも、この日、10月12日。
母親が、初めて、天国で誕生日を迎えた日でした。
誕生日、おめでとう。