クリエイターは、子供の頃の写真を近影として送るくらいでないと、
つまらない。(真島理一郎さん・杉山知之さん)
親愛なる君に

審査員をすると、僕の心の会議室で、
広告代理店とクリエイターの2人が、根回しを始めます。
ムダな議論をしないナアナア・ズルズルのところが、大人です。
「これは、誰も投票しないだろうけど、自分としては、これが好き」
という1票を投じます。
たいてい、その1票は、合計1票で、ランク外になるのですが、
そのほうが、クリエイターとしては、逆にうれしかったりします。
「EZアワード」では、「どうせ入らないだろうけど、でも、 好き」という作品が、
次々と入選して、ありゃりゃと驚きました。
審査員が、みんな、かたよったクリエイターだったからですね。
審査員の紹介写真を見てください。
スキージャンプ・ペアを作った映像作家の真島理一郎さんなんか、
帽子をかぶった子供の頃の写真ですから。
デジタルハリウッド大学の杉山知之学長も、
髪形が、携帯の電波がよくキャッチできる髪形で個性的ですから、
まじめな写真を送った僕だけが、
ノリの悪いやつに見えてしまいそうで、悔しかった。

                        彰宏より。
P.S.
今度、本の著者近影に、子供の頃の写真か、
オーちゃんの写真でも載せよう。