手書きの線と、空気感のある色のある絵本が好き。
(ポール・マッカートニーの絵本『あの雲のむこうに』)
親愛なる君に

大和書房の岡村季子さんから『あの雲のむこうに』(大和書房)
という絵本をいただきました。
ポール・マッカートニーの絵本です。
僕は、絵本を絵でまず読みます。
僕の好きな絵本の絵は、2つ。

1.線が、手書きのぬくもりがあること。
CGが増えてくると、どこかフリーハンドの息づかいがほっとする。
鉛筆の線が、見えたりしたほうが、ドキドキします。

2.色に、空気感があること。
空気感は、透明感でもあります。
僕らは、ディズニーのアニメで育っているので、
ディズニーは、絵本でも、空気感がありました。
この絵本は、水も、空気も、光も影も、空気感があります。
それが、〈自然を守る〉というメッセージにも、つながっています。

と、ここまで書いて、プロフィールを読んで、驚きました。
ポール・マッカートニーも、古いディズニーアニメの大ファンだったんですね。

                        彰宏より。
P.S.
アニメのセル画の色も、懸賞に応募して当たったことを、思い出しました。