好きな歌の舞台の街に、住むことになる。
(テリー伊藤さんの『あのヒット曲の舞台はここだ!』)
親愛なる君に

歌に出てくる舞台は、僕は勝手に想像しています。
『学生街の喫茶店』は、御茶ノ水のイメージでした。
テリー伊藤さんの
『歌謡Gメン あのヒット曲の舞台はここだ!』(宝島社)によると
早稲田界隈だそうです。
『神田川』は、戸塚警察署のそばなので、
僕が住んでいたマンションのすぐそばでした。
作詞家本人に確認すると、意外な、真実がたくさんあります。
布施明さんの『積木の部屋』は、
高田馬場「あけぼの荘」で彼女は、貧しい女子大生。
布施さんのかっこいいイメージに引っぱられて、
りんごをかじりながらボタン付けと掃除をしている女の子は、
「モデルやな」とずっと、思い込んでいました。
かぐや姫の『赤ちょうちん』は、大隈講堂の前の屋台。
東京に出てくる前に聞いていた曲の舞台になった街に、
無意識のうちに引きずられて、
住んだり、暮らしたりするようになるんですね。

                        彰宏より。
P.S.
これは、あまりに面白いので、明日、続きを紹介します。