相談される前に、相談がわかってしまうので、さらに行列が長くなる。
親愛なる君に

年末で、パーティーが多い毎日です。
大勢が苦手な僕は、主催者の人に挨拶をして、5分で帰ります。
そのつもりで行くんだけど、それが、なかなか大変です。
誰かに呼び止められて、悩みの相談が始まって、
それに答えているうちに、その後ろに、次の人が待っているのです。
そうこうしているうちに、列がどんどん長くなって、
いつの間にか、悩み相談コーナーになっているのです。
「列の最後は、ここでいいんですか?」という、やり取りがされているのが
聞こえてきます。
(列の最後て……)とツッコミたくなります。
中には、「どうぞ、お先に」と譲り合ってる人がいるかと思ったら、
「私、長くなりますから」
(どんなんやん)
どんな下らないことを相談されても、つい一生懸命答えてしまう僕に、
責任があります。
時間の節約のためには、相談される前に、相談内容を霊視して、
答えから始めることです。
相談を聞かなくても、相談はわかるようになりました。
でも、そのことで、さらに列が長くなってる気がします。

                        彰宏より。
P.S.
「どんな質問にも、答えるのね」と、そばで笑ってる君が好き。