マッチ戦こそ、最高の戦いである。
(坪田一男先生祝勝会改め中谷彰宏祝勝会)
親愛なる君に

坪田一男先生が、アイバンク主催マラソン「ラン・フォー・ビジョン2005」の
祝勝会を、開いてくださいました。
これは、もともと、坪田先生が、今年は自分が勝つつもりで、
祝賀会として、試合前に予約していたのです。
専属コーチ&ペースメーカーまでつけて、敗れたので、
一時はキャンセルしようとされましたが、それも余計自分として悔しいので、
結局、「中谷さんの勝利をお祝いする会に切り替えました」となりました。
坪田先生の精神的葛藤がひしひしと伝わりますね。
もともとアイバンクの広報という趣旨で始まったのが、
いつの間にか、坪田vs.中谷のマッチ戦に、僕たちの間では進化しています。
やがて、僕たちのマッチ戦は、ルイ ヴィトンがスポンサーになって、
アメリカズ・カップみたいになるかもしれません。
「マラソンは、自分との戦いである」ではなく、
僕たちの場合は、「自分に負けてもいいから、相手に勝ちたい」という戦いです。
坪田先生作成の過去の5年間のマッチ戦の歴史スライドショーが、流されま した。
最初の年に、僕が負けて、僕の試合直後のコメント「負けました」を、
坪田先生は、なんどもリプレーして味わっていました。
永田篤司コーチから、マラソン用の手袋をいただきました。
「冬から練習するように」というメッセージでした。
「僕は、子供の頃から、根性なしなんて一度も言われたことがないのに、
この年になって、初めて、コーチから言われました」と、
坪田先生は悔しがっていました。
「これは、中谷さんの祝勝会というよりは、
坪田先生を慰め、励ます会ですね」と太田進さんは、笑っていました。
この会は、これで、毎年、負けたほうが開く恒例行事になりました。

                        彰宏より。
P.S.
もう、お互い、来年の秘策を練り合っています。
(練習よりも、秘策合戦なので)
坪田先生、来年も、「祝勝会」、今から予約しておいてください。