アイスダンスは、大人のファンタジーだ。
(2005/2006 フィギュアスケート・グランプリ・ファイナル)
親愛なる君に

フィギュアスケートの
「2005/2006 グランプリ・ファイナル」が、見ごたえがありました。
順位を争う緊張感も面白いけど、
順位が決まってからの、最終日のエキシビジョンが、
楽しんでいて、僕は好きです。
シングルは、女子も、男子も、日本選手が、1人勝ちではなくて、
ライバルがいる状態で、キャラがそれぞれ異なるので、面白い。
男子シングルでは、『アベマリア』を踊ったジェフリー・バトル選手が、
シャツが風を受けてはためく感じが、王子様っぽくて、すばらしかった。
ボールルームダンスをしている僕は、
やっぱり、アイスダンスを真剣に見てしまいます。
僕のお気に入りは、傘を持って『雨に唄えば』を踊った
3位のカナダのデュブリュイユ&ローソン組です。
スケート靴をはいて、タップを踊ってしまうのです。
これは、もうフィギュアというより、ボールルームダンスです。
1位のロシアのタチアナ・ナフカ&ロマン・コストマロフ組は、
大人のダンスでした。
ナフカ選手は、1歳の赤ちゃんのママという大人の体で踊るので、
体ができあがる前の選手には出せない魅力がありました。

                        彰宏より。
P.S.
アイスダンスは、最後に、キスで終わるところも、
ロマンティックで好きです。