大人になると、髪形は、子供の頃に帰っていく。
親愛なる君に

博報堂の新入社員時代、先輩お姉さんたちに、
「髪の毛が立ってる人」と呼ばれていた僕は、いまだに
寝ぐせ直しの「プロカリテ」(ウテナ)は、お気に入りグッズです。
この冬は、帽子をかぶっています。
帽子は、髪を上げてかぶると、脱いだ時、髪は寝てしまうので、
上から押さえるようにかぶります。
すると、最近、髪形が子供の頃に、戻ってきています。
子供の頃の写真を見ると、今みたいな髪形でした。
「中谷さんって、本では『レオン』けど、会うと、子供みたいですね」
と言われます。
「韓流っぽい」とも言われます。
「今、スポーツマッサージの帰り?」と当てられるのは、
髪が立ってる時です。
髪が立ってるのも、子供の頃からです。
僕の髪は、「ゲゲゲの鬼太郎」と同じように、
テレパシーを感じるアンテナだからです。

                        彰宏より。
P.S.
飛行機で、将棋の羽生善治さんっぽい人を見かけました。
ちょうど僕の前に座ったので、確認しました。
髪が立っていたので、やっぱりご本人でした。
羽生さんも、あの立った髪で勘を働かせていると思います。