一見過激な恋愛論の根底には、ストイックな生き様が貫かれている。
(野村潤一郎先生の『ミミズに笑われない生き方』)
親愛なる君に

天才獣医の野村潤一郎先生から、
『ミミズに笑われない生き方』(サンマーク出版)を、いただきました。
野村先生の書くものは、ペンが折れるほど、パワーにあふれていて、痛快です。
特に、恋愛論は、生き物を相手にしている野村先生にしか語れないほど、
豪快です。

〈砂漠のような過酷な環境では、生き残るために、女が自らハーレムを作る。〉
〈社長とお風呂に入ると、一応に玉が大きい。〉
〈男は諦めが早く、女は覚悟が早い。〉
〈愛人がいても世間で許されるくらい死ぬほど働こう。
パラサイトの分際で、浮気なんかするな。〉

一見、過激な恋愛論だけど、
その根底には、恐ろしくストイックな野村先生の生き様の筋が通っている。

〈頑張って成果を出すことが、最大のストレス発散法です。〉
〈人間として退化し、動物として進化するべきです。〉

そして、そのさらに奥深くには、生きとし生ける者への、愛情にあふれています。

                        彰宏より。
P.S.
これは、野村先生の前の本に書かれていた僕の大好きな言葉です。
〈イヌを飼うことで、人は初めて人になれる。〉