大阪のお笑いの層は、サッカーと同じくらい厚い。
親愛なる君に

東京のテレビで流れていないけど、
実力があって、面白いお笑いがが、大阪には、
佃煮にするくらい、ひしめきあっています。
東京の人には、「いきなり出てきた」というお笑いでも、
10年選手だったりします。
10年に1組の天才が、毎週わいてくるのが、
大阪のお笑いの層の厚みです。
今、僕のマイブームの3組を、挙げてみると。

(1)「ランディーズ」
ボケ役の落語家のような しゃべりが、最高。
こういう若年寄は、大阪でしか、とれない。

(2)「ケツカッチン」
清水圭とコンビを組んでた和泉修さんの、元・ウェルター級プロボクサーの
筋肉と、スピード感と、ボケ感が、気持ちいい。
スポーツマンで、オシャレで、しゃべりが面白いという、
大阪で最も、こういうタイプがもてるという見本です。

(3)たむらけんじ
『笑金』では、ワンミニッツショーで、ぶちきれキャラをしていますが、
大阪では、きちんとした先輩MCをしているのに、驚いた。

大阪のお笑いの層の厚さは、
層の厚いサッカーよりも、凄いかもしれない。
東京で流れる時、大阪弁を、3倍遅くしゃべっています。
大阪の番組で聞くと、聞き取れなくても、がっかりしなくても、大丈夫です。

                        彰宏より。
P.S.
大阪出身でもない君が、聞き取れないなりに、大阪の笑いについてくるのは、
きっと、遺伝子に、大阪の血が入ったクオーターかもしれないね。