トップは、退団を発表してから、さらに輝く。
(湖月わたるさん)
親愛なる君に

湖月わたるさんの『ベルサイユのばら』(宝塚星組)を、見てきました。
今回は、「フェルゼンとマリー・アントワネット編」。
日記を検索してみると、なんと『ベルばら』を生で見るのは、
6バージョン目でした。
再演が、これほど面白く見れるのは、凄いことです。
「オスカル&アンドレ編」より、
「フェルゼン&マリー・アントワネット編」のほうが、
より大人のドラマにように感じました。
マリー・アントワネットは、男役がメインであることが多い宝塚のドラマの中で、
娘役としては、最高の役ですね。
今バージョンでは、ルイ16世が、大人だなと、見直しました。
特に、今回は、星組トップの わたる君が退団を発表したので、
感慨ひとしおです。
トップは、最も輝きを放つ者だけが選ばれるのだけど、
そのトップが、最高の輝きを放つのが、退団発表後の公演であることも、
宝塚の宿命なんですね。
まさに、星の運命のようです。

                        彰宏より。
P.S.
僕に、宝塚の醍醐味を教えてくれた わたる君に感謝。
わたる君を紹介してくれたズンコ(姿月あさと)さんにも、感謝です。