ふとんを、頭からかぶって寝ると、落ち着く。
親愛なる君に

ふとんを口までかぶって寝ていたという話を、前にもしました。
新たな寝方のクセを思い出しました。
僕は、頭にも、ふとんをかぶっていたのです。
子供がお昼寝をする時の小さなふとんを、頭にかぶるのです。
目は、頭のふとんで隠れています。
口から下は、普通のふとんで隠れています。
というより、むしろ、2枚のふとんの間から、
鼻だけ出して寝ていたということになります。
今でも、朝、目が覚めると、毛布を頭にかぶっていることがあります。
なんとなく、それが心地いいのです。
冬だけでなく、夏でもそうです。
この習慣は、夏にできたようです。
夏場、怪談映画を見て、
頭のほうからお化けに襲われないように防御するという意味で、
お昼寝用の小ふとんをかぶり始めたのでした。
最初は、ふとん大を頭までかぶっていたんだけど、
さすがに、息苦しくて、このシステムを編み出したようです。
寝方のクセって、人それぞれに、あるものですね。

                        彰宏より。
P.S.
おーちゃんも、頭にタオルを乗せて寝ているので、僕の遺伝だと思います。