マントをつけると、人はヒーロー、または小学生になる。
(花岡ダンスパーティ 2006春・MASQUERADE)
親愛なる君に

花岡ダンスギャラリー主催の春のダンスパーティ@パークハイアット東京は、
ドレスコードが、「セダクティブ・ウイズ・マスク」でした。
花岡先生のイメージは、『アイズ・ワイド・シャット』のエッチな儀式でした。
会場では、輸入版のDVDが流されていました。
僕は、ヴェネチアの仮面に、マントを着ました。
マントのイメージは、ドラキュラです。
インターネットで、探してもらって、できあがったのは、
エリがきちんと立った、まさにドラキュラ映画に出てくるマントでした。
さすがに、家から着ていくと、タクシーが止まってくれないので、
キャリアに入れていきました。
パーティでは、マントを着ているのは、僕と花岡先生だけなので、
写真撮影のディズニーランドのミッキー状態でした。
ツーショットは、マントで包み込んで撮るのですが、
リアクションは、2通り。
心臓の鼓動でマントが揺れるほどバクバクしている女の子と、
マントの下だから何をしてもわからないから触りまくりという女の子
(もちろん、僕が触られているほう)でした。
最初は、恥ずかしいからイヤだと抵抗していた花岡先生が、
マントをつけると、風呂敷を背中につけた小学生のような
ハイテンションになりました。
マスクと、マントは、人をハイテンションにすることを、発見しました。

                        彰宏より。
P.S.
夜の街を、マントをなびかせて、走りたくなった。