毎日、まだ書いていないネタが、増え続けている。
親愛なる君に

年間70冊ペースが、もうずっと続いていると言うと、
ほとんどの人が、「よく、ネタがなくなりませんね」と驚きます。
自分としては、まったく、多いと感じていないのです。
アウトプットからすると、確かに、これは多い数字です。
ところが、書きたいことから考えると、そうではないのです。
年間70冊ということは、5日で1冊。
1冊に「50のこと」を書くとすると、5日で「50のこと」、1日で「10のこと」。
なんと、1日でたった「10のこと」しか、
書くチャンスを与えられていないということなのです。
1日に書きたいことは、「10のこと」くらいでは、おさまりません。
もっと、もっと、はるかにたくさんの書きたいことが、浮かびます。
ということは、毎日、毎日、
書きたいことの積み残しが、生まれているということなのです。
ネタがなくならないどころか、
ネタの積み残しを、毎日、発生させてしまっているのです。
1年で、「3650のこと」しか書く場がないとなると、解決策は3つです。

(1) 書く場がもったいなので、同じことは、絶対2度書かない。
(2) 書くことを、厳選する。
(3) 本にしなくても、どんどん書いて残しておく。

このレターも、貴重なスペースです。

                        彰宏より。
P.S.
君に伝えたいことが、話しても話しても、毎日毎日、たまっています。