自分で気づいていないタコに、お世話になっている。
(PCダコ)
親愛なる君に

「ここは、どうしたの?」と、僕の左手を触った女の子が、
何かを見つけました。
見ると、左手首のところに、タコができていました。
自分では、まったく気づきませんでした。
右手には、ありません。
ボウリングのタコでも、ボールルームダンスのタコでもありません。
キーボードを、たたきながら、気づきました。
左手首のタコは、キーボード・タコでした。
ホームポジションにおいている時に、いつのまにか、
タコになっているのでした。
そんなに力が加わる場所ではないけれど、
だからこそ、長年の蓄積でできた作家ダコなので、
ご苦労様という愛着を、感じました。
ペンダコではなく、PCダコでした。
いつも、ありがとう。
君にも、自分で気づいていないタコが、きっとあるよ。

                        彰宏より。
P.S.
気づいた君は、さすがだね。