人生で、麻薬的なものを封印している。
(谷川浩司九段)
親愛なる君に

『元気サプリ ボウリング』の取材で、
将棋の谷川浩司九段に、お会いしました。
僕は、ボウリングとボールルームダンスの次に、
もしするとしたら、将棋を残しています。
子供の頃から、石田君と将棋ばかりをしていました。
中学でも、生徒会室で毎日、将棋をしていました。
その時は、石田君・浜本君・長谷川君の4人組でした。
高校でも、将棋部でした。
顧問は、映画研究会と同じ近田先生でした。
僕は、将棋を「封印」しています。
始めると、他のことが、できなくなるからです。
ボウリングは、まだセンターに行かないとできないけど、
将棋は、没頭すると、盤も相手もいなくて、
頭の中で延々やめられなくなるからです。
将棋は、麻薬なのです。
プロ野球界で将棋ナンバーワンの古田敦也監督も、ガマンしていられるそうです。
将棋番組の誘いがきたらどうしようか、迷っていました。
映画の将棋指しの役は、ぜひやりたいと思っています。
僕の中では、将棋とボウリングは、まったく同じ競技なのです。
プロボウリング協会の広報の山本幸治プロは、東大将棋部出身で、
ボウラーをやめたら将棋の世界に戻ると宣言されていました。
やっぱり、似てるんですね。

                        彰宏より。
P.S.
世代的にも近いので、谷川九段にお会いするのは、感動でした。