同窓生に出会うと、忘れていた自分自身に出会える。
(山梨放送・野口英一社長)
親愛なる君に

僕が駿台予備校時代にいた谷塚学生ハイムに、
参議院議員の世耕弘成さんがいたことは、前に紹介しました。
世耕さんと、世耕さんの同期の、山梨放送の社長の野口英一さんと、
食事をしました。
野口さんは、なんと、寮の写真を大量に撮っていました。
うらやましかった。
僕らの同期は、エロ写真を持っている男はいましたが、
写真を撮る趣味の男が1人もいなかったことが悔やまれます。
写真を見せてもらうと、まるで僕や僕の同期が写っているかのような
錯覚をするほど、似ていることに驚きました。
僕がいたのは、1期・2期。
世耕さん・野口さんは、4期で、年代がほぼ同じで、
着ている服や髪形が似ていることも、錯覚の理由でしょう。
さらに、野口さんは、寮のパンフレットも保管していました。
その保存の良さに、『開運!なんでも鑑定団』に出品したら、
寮生の間で、かなりのプレミアがつくであろう逸品です。
そのパンフレットは、僕の頃にはなかった。
写真は、世耕さんや野口さんが写っていました。
寮生活を語る先輩のコメントを見て驚きました。
そこには、イニシャルで、「AN」と、書かれていました。
なんと、僕が大学生の頃に書いた文章だったのです。

                        彰宏より。
P.S.
「ぜひ、谷塚20年の同窓会をやりましょう」と、別れました。
同窓生に会うと、忘れていた自分自身に出会えますね。