その時しかできない話をしよう。
(佳川奈未さん)
親愛なる君に

佳川奈未さんが、対談で来られました。
また、号泣させてしまいました。
初めて、お会いした時も、号泣させてしまった([レター] 1730号)ので、
なんだか、会うたびに、泣かせてしまっている気がします。
佳川さんの本の対談なので、
初めて会った時のこととかのお話をしようと思っていたんだけど、
話を変えました。
それは、あの時、まだ本が出始めの佳川さんに必要だった言葉です。
もう20冊目になろうとしている今の佳川さんに必要な言葉を、
伝えてあげることが大切だと僕は感じたのです。
対談のために話をするというのでは、
注文されて作業をしているような仕込みの対談のような気がします。
たまたまその人と、その時しかできない話をして、
それがたまたま本になるというのが、やらせでない対談です。
僕は、AVも、素顔がのぞく瞬間が、好きです。
あれだけ、号泣できる奈未さんの感受性に感服です。

                        彰宏より。
P.S.
もらい泣きしそうになった。