カバーをはずした本体のデザインにも、すべて意味がある。
(中谷本のデザイン)
親愛なる君に

中谷本は、細かいデザインにも、こだわっています。
なぜそうなっているかというと、すべてに意味があります。
タイトルの文字は、オシャレにしようとしすぎると、
限りなく読めなくなってしまうので、
読む人や本を探す人の立場に立って、
読みやすさを大切に、デザインを考えています。
オシャレさは、あまり追い求めると、
読み手を無視したひとりよがりになってしまいます。
700冊以上の本が出ていても、いまだに、デザインの改良を加えています。
たとえば、本のカバーを取った本体の表紙や背のデザインも
こだわっています。
「タイトルが恥ずかしいものは、カバーをはずして読むので、
本体の背のタイトルは、読めないように小さくしたほうがいいかな」
という考え方もありますが、たぶんそういう人は、
そもそも自分のカバーをかけて読む習慣があるので、大丈夫です。
図書館によっては、破れやすいカバーを最初からはずして、
書棚に並べているところもあるので、
カバーをはずしても、背でタイトルがはっきり読めるようにしてあるのです。

                        彰宏より。
P.S.
「こんな風にしたら」とか
「私はこうしています」いうアイデアがあったら、どんどん教えてください。