ファッションのおしゃれは、「捨てる」ことから始まる。
(遠山周平さんの『洒脱自在』)
親愛なる君に

パソコンが壊れた時、僕が何をしたかを、考えました。
財布を落とした時と同じように、まだ何とかなるかと期待するより、
ゼロからどう再スタートするかという発想に切り替えました。
初期設定は、まりあ嬢にまかせて、
僕は、クローゼットの整理を始めました。
パソコンとクローゼットがどういう関係があるのかと言われると、
まったくありません。
気分一新つながりなのです。
クローゼットの整理は、2つです。

(1) 夏物と冬物の場所を入れ替える。
(2) 捨てる。

特に、2番目が、整理の根本です。
管理人さんに怒られそうになるくらい、ごみを出しました。
「もう、捨てるものはないよね」と一段落した時、
『洒脱自在』(遠山周平/中央公論新社)を読みました。
この本の凄いところは、
スーツやシャツというカテゴリー別に章立てされているのですが、
各章の一番最初に「捨て方」から、書かれているのです。
それで、さらに、捨てる勇気がわきました。
おしゃれの基本は、「捨てる」ことから、始まるのです。

                        彰宏より。
P.S.
パソコンが壊れてくれたおかげで、クローゼットの整理もできました。