再現フィルムは、映画を超えた。
(『たけしの本当は怖い家庭の医学』)
親愛なる君に

「再現フィルム」というと、なんだか臭い芝居というチープな響きがあるけど、
最近の再現フィルムは、かなりレベルが高い。
中でも、最も高いのが
『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』(朝日放送系)の
再現フィルムです。
これは、もはや、ドラマや映画よりも、よくできている。
視聴率でも、ダントツなのは、
ただ健康ものは受けるというイージーな理由ではありません。
ポイントは、3つ。

(1) 画面構成・編集が、ホラーの手法。
(2) ノンタレを使い、ナチュラルな演出。
(3) 毎週、さまざまなタッチを使い、変化をもたせている。

こんなに優秀なスタッフがいることと、
こんなに優秀な、名前を知らない役者さんたちがいることに、感動させられます。

                        彰宏より。
P.S.
自動販売機のボタンを押し間違えるたびに、「これは、ひょっとして……」と、
ブラックホスピタルの映像を思い出してしまいます。