1ページごとに、木に感謝しよう。
(稲本正さん)
親愛なる君に

工芸家で「木の達人」の稲本正さんの本を、全部注文して読みました。
木を通して、大切なことを教わりました。
人間、1人が呼吸するためには、18本の木のお世話になっていること。
でも、それは、原始時代の話で、
電気やガソリンを使うと、280本の木のお世話になること。
つまり、僕たち1人1人が、300本の木に、育てられているということです。
別の言い方をすると、1人が300本の木を植えて、
お世話になった分のお返しをして、ちょうどということなのです。
トヨタ自動車は、「トヨタ白川郷自然学校」っをつくっているということも、
初めて知りました。
1年間に、1051万2000回の呼吸をしていて、
呼吸の1回ごとに、木に「ありがとう」と言わなければいけないのです。

                        彰宏より。
P.S.
さらに僕は、本を書いているので、プラスアルファの木のお世話になっています。
1ページごとに、木に「ありがとう」と言いましょう。