月があるおかげで、僕らは宇宙に生きていることを、実感できる。
(『月の時間』『月の記憶』)
親愛なる君に

月の写真集を2冊いただきました。
『月の時間』『月の記憶』(森 光伸/光村推古書院)。

見事な月の写真でした。
僕は、よく月を見ます。
歩きながら。
タクシーの中から。
書斎から。
同じ場所から見る月でも、毎日違います。
まるで、CGで作ったような月に出くわすこともあります。
残念ながら、携帯のカメラでは、
今見ている凄みを残すことには、限界があります。
目に、焼きつけることにします。
すると、「今日の月は、凄いね」というメールが、届きます。
やっぱり、誰かも、同じ凄みのある月を見ているのです。
もし、太陽しかなかったら、空は立体感がなかったですね。
手前に、月があることによって、夜空が、がぜん立体感をかもし出して、
僕らが、宇宙にいることを、実感させてくれますね。

                        彰宏より。
P.S.
今日の月を、君も、見ているかな。