「男の子の家には、必ずヌンチャクは、あるでしょ。」
(ヌンチャク)
親愛なる君に

BS朝日『be on TV』の収録中、ブルース・リーの話になった時、
一緒に出演していた林マヤさんが、照れながらこう言われました。
「うちのダーリンは、ヌンチャクなんか持ってるんですよ」
それに対し、僕は言いました。
「男の子のいる家では、どこでも、最低ひとつはあるでしょ」
すかさず、吉田照美さんが、「ホントですかあ?」とツッコミました。
「あれっ、普通、ゲタ箱に入ってませんか?」
冗談ではなく、表参道の自宅のゲタ箱に、今でも入っています。
三国丘高校の空手部時代、隣の泉陽高校の中国拳法部の人に、
ヌンチャクを習いました。
駿台予備校の谷塚寮時代、僕は、寮生にヌンチャクを教えていました。
1つどころか、今でも、3つ持ってきています。
つなぎの部分が ひものタイプ2個と、鎖のタイプ1個です。
鎖は、強いのですが、よじれる時に微妙にぶれるので、
僕は、ひものタイプが好きです。
ひもは、使い込むと切れるので、
もっとも強くて、ぶれのない琴糸に、
自分でつけかえてあります。
「本当なら、今度、持ってきてください」
「いいですよ」
とりあえず、3つ持っていきます。

                        彰宏より。
P.S.
お道具箱ならぬ「武道具箱」には、もっといろいろ入っています。