大阪のネーミング、恐るべし。
(【懐かしい言葉(1)】カッター)
親愛なる君に

「カッター」って、わかりますか?
シャツのことです。
大阪では、僕が子供の頃、学生服の下に着るYシャツを
「カッター」と言ってました。
「カッター、洗濯機に入れときや」と、母親に言われてました。
「カッターシャツ」の「シャツ」が取れた表現です。
スポーツ用品メーカーのミズノが、売り出した名前だそうです。
ミズノが、大正時代に、運動もできて、
ネクタイも締めることのできる実用的なシャツとして発売しました。
スポーツブランドなので、「勝ったーシャツ」だそうです。
ちなみに、ミズノは大阪本社の会社です。
平松愛理さんは、学生服の下に着るのはカッター、
背広の下に着るのは、Yシャツと解釈しているそうです。
「部屋とYシャツと私」の彼は、社会人だったということが、
わかりました。

                        彰宏より。
P.S.
カッターナイフのトップメーカー「オルファ」は
「折る刃」からきているそうです。
大阪の企業、恐るべしです。