自分の感性を信じている人は、「ノウハウ本なんて……」と言わない。
親愛なる君に

「経済書は読むけど、ノウハウ本は読まない」と言う人は、
残念ながら、本があまり好きではない人ですね。
僕は、経済書でも、ノウハウ本でも、チラシでも、
パンフでも、マニュアルでも、
読むものは、なんでも好きです。
面白いものと、いまいちピンとこないものがあるだけです。
「経済書は読むけど……」と言う人は、
「マンガなんて……」と言う人と同じですね。
天才・手塚治虫さんを挙げるまでもなく、
凄いマンガはいっぱいあります。
実用書も、ノウハウ本も、マニュアル書も、
奥が深い本が、たくさんあります。
「どういう本を書かれているんですか?」
と聞く時、カテゴリーを聞く人は、本をそもそも読まない人です。
大切なのは、カテゴリーに屈服するのではなくて、
自分の感性で、面白さを感じ取ることです。
自分の感性を信じれば、カテゴリーなんて、
まったく考えなくなります。

                        彰宏より。
P.S.
一般に、社会的評価の低いカテゴリーの読み物に、
奥が深いものが多いです。