「ガンバ大阪」は、「ジョーズ大阪」の予定だった。
親愛なる君に

僕は、博報堂時代、毎日毎日、無限のネーミングをしていました。
Jリーグのおかげで、昔は、あまり使えなかった
イタリア語が、ネーミングにかなり OK になりました。
「ガンバ大阪」は、実は、直前まで「ジョーズ大阪」でした。
入場は、ジョーズのテーマ曲のイメージでした。
発表直前、瀬戸内海で、サメに襲われる事故が起こって、
急遽、「ガンバ」に変更。
僕は、「ガンバ」というネーミングは、
大阪らしくて、好きです。
これも、大阪弁ではありません。
「ガンバ」は、イタリア語の「脚」という意味です。
たぶん、プレゼンの場では、こんなのも出ていたと思われます。
「テンタコーロ大阪」。
「コ」にアクセントをおいて、
イタリア語っぽく言ってみると、歯切れがいいです。
得点が、たくさん入りそうでしょ。

                        彰宏より。
P.S.
「テンタコーロ」は、イカ・タコの足のことです。
お好み焼き・たこ焼きの大阪ならではです。