しゃべる人で、運動選手で、サービスマンで、ついでに本も書く人。
親愛なる君に

「中谷さんって、作家、ですよね?」
と、不思議そうに聞かれることがあります。
そう聞かれるのは、めんどくさいというより、
むしろ楽しいことです。
たとえば、初めてトークショーを聞いた人が、そう言ったなら。
「ひょっとして、しゃべる仕事の人」と思ってもらえれば、
それは楽しかったということです。
たとえば、マッサージをしてくれた人が、言ったなら。
「ひょっとして、運動選手」と思ってくれたということです。
本が750冊にもなるのに、あいかわらず、
作家という意識が、まったくないのも、事実です。
「しゃべる人」や「運動選手」が、たまたま
本を書いているのかも、しれませんね。

                        彰宏より。
P.S.
ホテルでトイレを聞かれる時は、
あきらかに、サービスマンだと思われています。