息子をホテルマンにすると、悲しみとそれ以上の喜びがある。
(近藤マイク誠さん)
親愛なる君に

近藤マイク誠賞の授賞パーティに行ってきました。
『ホテル王になろう2』で紹介した
カリスマホテリエのマイクさんが32歳の若さで
天国に旅立って、もう3年。
マイクさんは、かっこよかった。
「ホテルマンになるため、学生時代、とりあえずモデルをやって
人脈を作っていました」
というのが、かっこよかった。

お父様の近藤治義さん、お母様の典子さんに、
ご挨拶しました。
「息子から、中谷さんの本を読むように、
渡されてたんですよ」
と、お母様が笑って、僕に話してくれました。
「ぜんぜん、天国に行った気がしないでしょう」
と、僕は言いました。
「そうなんですよ。今頃、シーガイアかなっていう感じですね」
ご両親は、明るかった。
息子をホテルマンにするという悲しみは、
いつも一緒にいることができないことです。
息子をホテルマンにする喜びは、
天国に旅立っても、いつも一緒にいる気がすることです。
今頃、天国のホテルで、仕切っていますね。

                        彰宏より。
P.S.
かっこいい人には、今すぐ、会っておかないとね。