冷血犯は、根がいい人がすると、凄みが出る。
(高嶋政伸さん)
親愛なる君に

米米CLU再結成コンサートに行くために、
品川駅のホームで、スタバを飲みながら「のぞみ」を待っていたら、
「お久しぶりです」と、声をかけられました。
「高嶋です」と、丁寧に挨拶していただきました。
高嶋政伸さんでした。
去年、『検察官キソガワ』で、ご一緒させていただきました。
政伸さんは、楽屋でも、静かに台本を読んでいるような
いい意味で、ドラマの中で演じる役柄そのままのいい人です。
パルコ劇場の『ラブレターズ』は、
20バージョンくらい観ていますが、
僕のベスト3は、1作目の役所広司さん、じじいの回想でやった
大竹まことさん、そして、高嶋政伸さんです。
政伸さんの作品での僕のお気に入りは、
大河ドラマ『太平記』の足利直義役です。
政伸・直義を観ると、
政伸さんは、実は、知能犯をすると凄みがあるというのが
よくわかります。
極悪犯や冷血犯は、根がいい人でないと、できないのです。


                        彰宏より。
P.S.
知能犯対決のような作品で、ぜひご一緒したいと思います。