何も言わないのに、「手相を見てください」と差し出される。
親愛なる君に

僕は、ポケットにいつも、ペンライトを入れています。
これは、暗いところでも、アイデアを思いついた時、
メモができるようにです。
もうひとつは、暗いお店でも、手相を見れるようにです。
師匠の手相家・西谷泰人先生からいただいたプロ仕様マグライトです。
僕は、自分から「手相を見てあげよう」とは言いません。
クラブでそんなことをしていると、(また、ナンパしてはる)と思われるからです。
ペンライトがあると、プロ仕様なので、ナンパに見えにくい。
「手相を勉強している」という話もしないのに、
女の子が、いきなり手を僕の前に出すこともあります。
「手相が見れそうに感じたから」
その子も、サイキックですね。

                        彰宏より。
P.S.
手相を見ていると、涙が出そうになることがあります。
その子の手相に、「20歳まで、することなすこと、うまくいかなかった」
というのが出ていた時、「でも、がんばったね」と感情移入してしまうのです。
何も言う前に、僕がウルウルしてるので、相手のほうが、驚いてしまいます。