成績を落としても、新しい自分を試行錯誤する姿に、感動する。
(高橋尚子選手)
親愛なる君に

2006東京国際女子マラソンで、また、新たな感動をもらいました。
高橋尚子選手に、です。
Qちゃんは、ワンステップ上げるための試行錯誤を繰り返しています。
「引退」と言われたり、
「初マラソンのタイムに落ちた」と言われることも、
覚悟の上で、試行錯誤している姿に、感動しました。
頂点を極めたQちゃんは、
さらにそれ以上を目指すためには、前のやり方を、続けません。
まったく、新しい走りにトライしています。
これは、本人にしかわからないことです。
これは、ライバルのトップランナーたちは、気づいているはずです。
昔と同じ走り方でも、勝てるかもしれません。
Qちゃんにとって、前と、同じ自分で、優勝しても、意味がないのです。
Qちゃんが目指しているのは、優勝ではありません。
最高の自分を、さらに乗り越えていくことなのです。

                        彰宏より。
P.S.
前を乗り越えるための試行錯誤中の僕が、一番励まされました。