記憶違いも、思い出の味わいのひとつ。
(三国丘高校)
親愛なる君に

母校・三国丘高校の在校生に、講演に行ってきました。
『「17歳力」のある人が、成功する。』を書いているうちに、
いまだに、僕は、高校生のつもりでいることがよくわかりました。
30年たっても、いまだに、三国丘高校32年生なんですね。
ますます、僕は、高校生に戻りました。
体育館に座る1、2年生の中に、僕自身と、僕の同級生たちの顔を
確かめながら、僕の三国丘高校時代の話をしました。
まるで、おとといのことくらいに、話しました。
当時の先生は、さすがに、退職されてるけど、
同級生だった子が、先生や保護者でいるので、
僕の記憶違いも指摘してもらって、長い間の思い違いも、
心のアルバムの書き直しをしました。
記憶違いも、思い出のひとつとして、僕は味わっています。
なにしろ、さっき見てきた映画の話が、
もうオリジナルになっている人間ですからね。
100人いれば、100通りの歴史や思い出があるのです。
修正していきながら、推理小説を読むように、
「実はそうだったんだ」と、驚きながら、引き込まれています。

                        彰宏より。
P.S.
ところどころ、僕の記憶違いです。ごめんね。